今日は以前少しふれた話題でもある「たまご焼き理論」についてご紹介します。NPO法人北海道総合福祉センター理事長の五十嵐教行先生が、数年程前に介護新聞において連載していたシリーズがあって、介護従事者の基本的考え方、感じ方について書いていたなかにあった 一部で、訪問介護員(ヘルパー)がクライアント(ご依頼者)に対してどのように接していくかの基本姿勢を述べていたのを、勝手に 私が理論の命名をし、ヘルパー資格取得講座の講師時に このお話しを このタイトルで してました。
(※五十嵐先生には事前に、資料としての使用のご了承を頂いておりました。)
ヘルパーとして A様宅に伺って、卵焼きを依頼された場合、その「たまご焼き」は、A様の思い描いている味と形態の料理で、なくてはならない。それには使う卵の量や調味料など A様とのコミュニケーションを 充分とらなければならない(インテーク)。厚焼きなのか 炒り卵なのか 目玉焼きなのか 等々 焼き加減はミディアム 等々、お砂糖 等はどのぐらい、冷蔵庫にある野菜を 使うのか、ハムエッグにするのか、塩・醤油・ソース・ケチャップは と しっかり傾聴、確認して、美味しく、早く作る ことを 要求されて(ニーズ)います。そして、A様が たまご焼きを 召し上がって 満足された ところで 信頼関係が 結ばれます。
もちろん食事介助や後片付けも含め、特に水道の蛇口は もとの締めてある強さを確認して(握力の関係できつく締めるとA様はお水を使えなくなる)ヘルパーさんの仕事は終わります。 若干 記憶違いも あるかもしれませんが だいたい このような 内容だったと思います。(説明不足を お詫び申し上げます。)
五十嵐先生は、昔 某福祉専門学校の講師を していた時に 本園に来ていた 実習生さんのご指導にいらっしゃっておりました。今は前記した本業のほかに 道社協等の主催する研修会等の 講師としても ご活躍していらっしゃいます。
♪イェスタディ♪ ビートルズ
皆さんご存じ 昨日は今日のイェスタディ ビートルズの歌というよりはポール・マッカートニーのソロといった方がすっきり!このホワイ シー ハーフ ツーゴーの前タイトル原題が スクランブルエッグ(仮題)で ポールが 鼻歌交じりのハミングで完成したとの有名な 逸話があります。 明日の今日も イェスタディ!