現代 の 社会福祉 100 の 論点 Vol.2を 約一ヶ月かけて
読みました。全国社会福祉協議会が作成する「月刊福祉」増刊号
で 昨年発行されたのが第1弾で 今回が第2弾ということになり
ます。前回はすんなり一週間ほどで読めたのですが 今回あまり
進まないのは なぜかと 考えると 大災害に対する 社会福祉の
ありかたが 復興の土台として まだ機能していないと感じるから
なのだと 自分流に 解釈しています。それとやはり福祉政策との
遊離感があって 期待感が 持てない事もあるのかも 知れません。
コンテンツが大きく 大規模災害と福祉/社会保険/低所得者の
セーフティネット/高齢者福祉/障がい者福祉/児童家庭福祉/
地域福祉/社会保障の現代的課題/社会福祉の担い手/社会
福祉の利用支援 の10に分かれていて 各々の有識者によって
百の論点があるわけですが 肝心の具体的な今後の部分が私的
にも 理解 しにくい と 感じました。根本に なにが わからない
のか わからない と いう もどかしさ が あります。一例ですが
社会保障と税の一体改革についても、将来世代に対し多額の公債
を負わせてしまった結果 「ささやかな中福祉」を目指すという選択
肢しかないので 増税し保障も見直し国等の財政収支を’15まで
赤字の水準を半減し’20までに 黒字化するという 財政面だけで
語られていて 国民に対しての 実際の年収に 対する 具体的な
数字の シュミレーションや 社会保険料の 負担など 提示しての
議論が なされていません。現実的に 消費税が 上がって、社会
保険料の負担額が増え、所得税・住民税の 軽減策もなく 給料は
さほど上がらず 控除される額が大きく増えた時点で 現実が見え
てくる ことになります。その時に 社会保障制度のなかみが どう
変容して 納得できる 内容なのか 吟味することが 大事です。
国民に負担を強いるなら
その 内容を 充実させることが
国としての 使命 でしょう。
♪Money♪ Fiying Lizards
元歌はバレット ストロング 勿論 ビートルズ カバーで皆さん
おなじみの曲。そこから さらに チープなサウンドで歌う この
フライングリザーズの衝撃には 二ヤリとした方も多いはずです。