マイ　カップといいますか　お気に入りの　珈琲カップがあります。
まず右手で　持った感じ　その重さ　厚さ　飲み口の唇に触れた
質感　保温性　ソーサとのバランス　スプーンと　カップと　ソーサ
の三者の相性　デザイン　色　形　模様　テーブル　とのバランス
中身のコーヒー自体のおいしさ　好きな豆は マンデリン　深煎り
粒子は粗引き　ミルクも少々　予めカップは湯煎して少し　温めて
おくこと　香りも良い事　お気に入りの　音楽と　煙草の けむりも
白くゆらぐ環境　ウッド感覚　昼下がり　温かな暖炉　というような
こまかな　プロセス　も 含めて　という　しち メンドウな　場面では
なくても こだわりの　ひとつぐらいは　珈琲好きならお持ちのはず。
もともと アメリカンなんて煎った豆をそのまま　ポットにぶちこんで
沸かしカウボーイのために　量がたくさんで薄く　飲みやすいのが
逆に良かったはずで　自分が納得すればどんな シチュエーション
でも　よいわけですが　カップに　だけは　こだわって　下さい。

写真は　陶芸をやっている友達に　コーヒーカップの　制作を依頼
したところ　取っ手の部分が　難しい　ので　この　スタイルならと
送ってくれました。趣味とはいえ　良い　出来栄えで　オフィスに
この器を 持ち込んで　愛飲しております。 (F様　ありがとう　!)

別の友達が某高級喫茶で仕事をしてた時に　顧客が珈琲カップを
割ってしまってお詫びとして　一万円札を　居丈高な感じで置いて
いったというお話しがあって　これのオチの一言が　でも25万円の
器 なんだという　なんでも鑑定団的な 逸話や　レモンが　非常に
高価な時期があって　表示している生ジュース価格の　二倍ほど
原材料費がかかっても　意地でも　原価割れのその値段で出して
いたという某オーナー魂をしきりに　ぼやいていた当時　従業員で
あったお友達が　自分の待遇への不当評価を　強調していました。
バブル前の都会のお話しですので　地方ではコーヒー200円前後
の頃で　某所は一杯　数千円プライスで　営業が　成り立っていた
時代の　泡　物語です。当時一杯の売値で　豆が1Kg買えました。

♪Black Coffee♪ Peggy Lee
多分来るであろう彼を　待つ間　煙草と　ブラックコーヒーを　のんで
心を　落ちつけているのと歌う　JAZZの名曲も　味わってみましょう。