ほかげ　と　読みます。
思わず知ったかぶりをして　言葉の単語や 慣用句、カタカナ語
や新造語など　前後の言葉を　必死に巡って大体のニュアンス
を　つかもうとしますが　成功率は　あまり　高くありません。
まったく　関係のない世界　の言葉ですと　素直にどういう意味
か　聞けますが　なまじ仕事関係の　専門用語や時流に乗った
言葉ですと　ミエ をはるとか　聞くタイミングを逸して　なかなか
抵抗なく聞けなくなって　家庭でも　言い間違いや意味を知らず
に　失笑をかうことも　ママありますね。
以前にも書きましたが言葉の魔法は　言い換えや表現の工夫
綺麗な流れ(耳障りではなく優しい響きがある)ボキャブラリー
の豊富さや　韻を踏んだり　鼻濁音の活用や　ひねりの効いた
対句など 会話のなかにも その人の人柄や品格が出てきます。
人は　つい 普段思っていることを　口に出してしまうので　日頃
の会話を しっかり自己評価していないと　急には直りませんし、
夜は　人を　詩人にしますが　朝には　その夢を 終わらせます。
(酔ったあげく 二日酔い感覚に似ていて赤面モノの世界です。)
心理学者の故河合隼雄先生のエッセイに外国で講演していて
つい　エートを言葉の繋ぎに多用して聴講者から　先生は　8が
お好きなんですねと言われたと書いてあって私も冒頭に「エー」
と長く引っ張って間をとる癖があってフムフムとうなずきました。
色々な 講演会を 傾聴していますが　お話の上手い講師は 話
の間が　すっきりとしていて内容も優れイントロの枕詞からアウ
トロの締言葉まで洗練されていて心の中でうなってしまいます。
(アー　ウー　エー　や　あのー　まぁ　それで　は入りません。)

でも　真の本音の言葉には　どなたの言葉でも　重さがあって
例えどんな表現方法であっても否定できず　「誠」を　感じます。

本や雑誌で　自分の好きな言葉が 出ている文章はメモで残す
習慣がありますので　このブログに書かれている言葉でイイナ
と思う個所は　頭の中に残っているメモのどこかの表現を引用
していたり、パクリ気味なところもあると　思いますが そんな訳
ですので　納得の上　ご笑覧いただければ　幸いに　存じます。
(学ぶ　は　真似ぶ　から　発生した　言葉　ですと　イイワケを)
♪　ポエトリーマン　♪　フィビー　スノウ　
'70年代 中期の　ファースト　アルバムから　語りかけています。