ひさびさに 静かな 一日で 落ち着きが あります。
曇り空 ですが 風もなく 春の嵐も 通り過ぎた ようです。
高齢者さんの基本的な像 情報の とらえかた に ついて
今日は 書いてみます。一般的な 基準の読みとり方です
ので 現実的には十人十色 百人百色 それぞれの個別性
があり個性 こだわり 日常生活も人それぞれですけれど。
80歳代で 一日の必要なカロリーが 約1,400 kcal、 塩分
は5から7g、一日に必要な水分量(有症者・制限者を除く)が
1,300cc、嚥下・咀嚼機能が衰え(噛む力飲み込む力)食物
や水分等むせを防ぐトロミ剤やゼリーを使用することもある。
誤嚥性肺炎の予防で この他特に夜間就寝前の口腔清潔
を心がける。歯磨きや うがいが 難しい時はイソジンを薄め
ガーゼ等に浸して 使用し 口腔内に 食物残渣を残さない。
排泄は正常で1,000cc(あとは呼気や発汗等でも)だいたい
水を飲んだら 4時間後に小水がある。転倒は複合動作時
に起る事が多いので 歩行時には話しかけず 不意に立ち
止まらせないよう 注意が必要です。話し声も 女性の高音
は 聴きとり にくく、低い声の ほうが 良く 聴き とれ、会話
も固有名詞が すぐに でて こない場合があり、活舌も悪く
なってきます。握力もなくなってきて 水道の蛇口の締め方
やベット ボトルの スクリュー キャップを 開けられない 方も
いますので、その辺の ADL (日常生活動作)の確認も必要
になります。認知症 確認の 目安としては、普段の 生活に
支障が あるか ないかですが 特に ゴミの収納や仕分けと
回収システムの理解と日時を把握しているかになります。
あと 出生地や生活歴、職業歴、疾病、既往症もその方の
現在の生活に 大きな影響を与えていますし、高齢に成る
程、一般的には自己中心性、保守性、多愁訴(訴えが多い)、
生きてきた時代性、喪失感が強くなる 傾向が あります。
あくまでも これは 一般論ですから カクシャクとして成年
期と変わりない 方(容貌は別として)も いらっしゃいますし、
実年齢と比較して、生理的年齢や精神年齢が若々しい方も
多々いらっしゃいます。よくいわれているのが、頭のスピード
や鋭角的な閃きは、若い人に 敵いませんが、その知識の
広さや広がり繋がりを関連付ける能力は、ご高齢者の方が
数段上との 脳科学者の判定も あって うなず けます。