デイサービスセンターに　大きな鏡(160×80 cm)の　ご寄贈が
ありました。ご主人　が センターを　ご利用なさっていて、今回
引っ越しをすることになり、新居に持っていけないので　との事
で　奥様から戴きました。木製の枠は　ご本人の手造り作品で
大作　かつ　時間もかかったそうです。ありがとうございます。
取り付け場所はまだ未定ですが　とりあえず　デイのソファでの
撮影です　ので　あしからず　ご了承　願います。

今日は　認知症について　少し　まとめてみます。
八十代　九十代の御歳になると　データでは　約三人にお一人は
軽度中度等程度の差はありますが発症しますので　それを　まず
知っておく　必要があります。 いろいろな　分類法が　ありますが
病状から　分類すると　脳血管性　(血管が　切れたり詰まったり)
アルツハイマー型(脳の委縮)　前頭側頭型　レビー小体型の　四
分類に大きく分けられます。それぞれ出現する症状の違いがあり
ケア方法も　それに加えて　個別対処の　仕方が　異なります。

国際医療福祉大学の竹内孝仁教授の　日常生活における3タイプ
分類では　葛藤型(老いを認めたくない)、回帰型(過去に戻りたい)、
遊離型(自分の世界に閉じこもる)と　していて、この分類は　あの
三好春樹先生も　共感していて　よく講演会等で説明されており、
竹内先生は　全国老人福祉施設協議会　(老施協)の　顧問的な　
存在でオムツはずしやリハビリ等について提言も　されています。

療法については　勿論　薬物療法も　ありますし、ナオミ　フェイル
の提唱するバリデーション、トム　キッドウッドが　実践する認知症
ケアマッピング(DCM法)を用いたパーソン　センタード　ケア　等々
多くの　療法　(セラピー)が　あります。基本は　その　人を　中心
に　どの療法がその方に　あっているかで　たとえ回復しなくても
症状の進行をストップさせる効果を　付随するケアも含めて　その
人　の　日常生活自体が　維持　向上していくことに　あります。

アルツハイマーについては　元オーストラリア　政府高官であった
方が発症し　その経過を　綴った　クリスティーン　ボーデンさんの
著書「私は誰になっていくの」とその後　結婚され　クリスティーン
ブライデンさんと　なってからの　著書「私は　私に　なっていく」を
是非　一読される事を　お薦めします。日本での　講演活動もあり
ましたし　かなり前にNHKTVでの　特集放送番組も　ありました。

長くなりましたので　今日は　これで　終わります　が　後日　この
続きを書きたいと　思っています。(中核症状やBPSD等について)

♪アイアン　マン♪　ブラック　サバス
トニー　アイオミの歪んだギター音とオジー　オズボーンのVoが
初期トレードマークで　元祖メタル系バンドと賞賛されています。
本当にたまに　このサウンドを　妙に聴きたくなる時があります。